【ポケモンSV S11最終290位】暁ガチグマカイリュー対面構築
初めまして！KOMAと申します。シーズン11お疲れ様でした。
レート2000も達成できましたので、今回構築記事を書いてみようと思います。
正直最終日構築とは言えないレベルですし、メタ対象の中心みたいな構築ですが備忘録として残しておこうと思います。次こそは2桁に…
初めての構築記事ですので拙い文章と思いますが最後まで読んで頂けると嬉しいです！
並びは↓です。
コンセプト
・キョジオーンの選出圧力で初手を予想し、出し負けをしないように対面で押し切る
・ガチグマを受けてくる浮いている鋼やハッサムを起点に炎テラススケショカイリューで全抜きする
構築経緯
①前提
前期はサイクル構築を触っていたが、不意のテラスや対面火力で押し切られることが多く、やはり対面構築にしないとなかなか勝てないなと思い対面構築にしようと考えた。
②軸の決定
対面駒として触って強かったのが暁ガチグマとスケショカイリューだったので、この2体を構築の軸に決定。ガチグマは食べ残しやオボンのあくび入りも触ったが有象無象に対して強いチョッキを最終的には採用。カイリューが鋼テラスの型だとガチグマと同じ対策で止まってしまい、軸2体共選出できないのは構築上弱いと感じたので炎テラスほのパン型で採用し軸を決定した。
③軸を活かすための誘導
ステルスロックを打てないという選択をしたくない＋選出圧にも使えるキョジオーンをレッドカード型で採用。この際、S10でキョジオーン・カイリュー・炎オーガポンで結果を残された方が多く、この並びにすることでカイリューの型を受け気味の型と誤認できるのではと考え炎オーガポンも採用した。(最終日付近はその並びで受けてくる人はいなかったので誤認させていなかった気がする…) 炎オーガポンは受け崩しのHB身代わりけんぶ型で採用した。
④補完枠の決定
また対面選出の2番手3番手としてタスキウーラオスとブーエナハバタクカミが優秀過ぎたのでこの2体を採用。一定数いるイダイトウ入りに楽に勝てる点、積みエースがなんだかんだ水テラスのことが多く、積みへのストッパーとして優秀な点を鑑みてウーラオスは悪とした。
ハバタクカミの型としては、
・キョジオーン入りに確実に出てくるチオンジェン
・アローラキュウコンの壁展開
・トリルガチグマ展開
の構築を阻止できるように草テラスちょうはついたみわけのハバタクカミとし、構築が完成した。
個体紹介
悪ウーラオス＠きあいのたすき ふかしのこぶし
性格：いじっぱり
テラスタル：毒
175(0)-200(252+)-121(4)-x-80(0)-149(252)
あんこくきょうだ/ドレインパンチ/つるぎのまい/ふいうち
2番手&3番手として投げる対面駒。
相手が水ウーラオスを前提で選出してくることが多いため、刺さる場面が多くイージーウィンを量産してくれた。フェアリーテラス、テラスを切っていない水ウーラオスに弱いので、それらを処理した後に出すことを意識した。ドンチでたすき復活が本当に偉い。一例として、HPが半分程度残っているガチグマと対面した際に、毒テラス剣舞(相手はしんくうは)→ドンチでたすきを復活する動きも強かった。※積まなくても勝てる場面で無理にする動きではないですが
炎オーガポン＠かまどのめん かたやぶり
性格：わんぱく
テラスタル：炎
183(220)-146(44)-145(220+)-x-117(4)-133(20)
ツタこんぼう/ウッドホーン/みがわり/つるぎのまい
受け崩し枠。
キョジオーンのしおづけを最高乱数以外みがわりが耐える、パオジアンのA特化ハチマキ悪テラスかみくだくを81.2%耐えの調整。準速カイリュー抜き
キョジオーン相手に身代わりからの剣舞の動き、パオジアンママンボウサイクルでママンボウ対面で身代わりを残す動きが強かった。不意にパオジアンと対面してもA特化ハチマキ悪テラスかみくだくをほぼ耐えるのでテラスを切って処理しても強い。ヘイラッシャのウェーブタックルは身代わりが耐えないのであくびを打ってくるのか択になるが、大体起点にできる。受けループ対策にもなるかと思っていたが、特性ガードラウドボーンに何もできないのでもう少し考えないといけなかったと反省。
カイリュー＠いかさまダイス マルチスケイル
性格：ようき
テラスタル：炎
167(4)-186(252)-115(0)-x-120(0)-145(252+)
しんそく/スケイルショット/ほのおのパンチ/りゅうのまい
積みエース、軸の一体。
しんそくとアンコールどちらでも強いがしんそくの方が活きる場面が多かったのでしんそく採用とした。
1回詰めると全抜きできる性能がある。ガチグマの影響で浮いている鋼(アーマーガア、ドータクン、ふゆうの鋼テラス)が多かったのでそれらで止まらないように炎テラス炎のパンチで採用した。スケショを打たなくて良い場面で打つと裏から出てくる水ウーラオスに倒されることが多いので、テラスを切るタイミングとスケショを打つのかは常に注意していた。水オーガポントドロクツキサイクルにはめっぽう強い。スケショカイリューばかりが蔓延する環境だったと思うが、その中でも全抜きできることが多かったため、ずっと強い気がする。カイリューがこのゲーム強すぎる。
キョジオーン＠レッドカード マルチスケイル
性格：わんぱく
テラスタル：水
207(252)-120(0)-200(252+)-x-111(4)-55(0)
しおづけ/だいばくはつ/じこさいせい/ステルスロック
スケショカイリューが刺さっており全抜きできそうな時だけ投げるステロ枠。
最終日手前まではちょくちょく投げていたが、投げた試合負けることが多く最終日一回も出せなかった。どうせ出さないのであれば受けループ対策のとおせんぼう型にして、炎オーガポンをもう少し汎用性のある型にした方が良かったかもと反省。
ハバタクカミ＠ブーストエナジー こだいかっせい
性格：おくびょう
テラスタル：草
145(116)-x-93(140)-175(156)-156(4)-183(92+)
ムーンフォース/シャドーボール/ちょうはつ/いたみわけ
2番手&3番手として投げる対面駒。
HBブーエナハバタクカミの上から動けるように且つ、一旦裏に引いてからも最速オーガポン抜き抜き程度にしているハバタクカミやパオジアンの上を取れるSラインを確保した。HBはようきパオジアンのつららおとし確定耐え程度まで振り、対面駒としても火力を出せるように残りCに振った。バランスを求めた欲張り調整だったと思うので改善の余地有。
炎オーガポンが基本選出ではないので、キノガッサ、チオンジェン対策や構築全体で重い水ウーラオスに強くなる点も鑑みて草テラスとした。
ちょうはつが活きる場面が多くアローラキュウコン展開、トリル展開を阻止できる点も良かった。
暁ガチグマ＠とつげきチョッキ しんがん
性格：ひかえめ
テラスタル：毒
215(212)-x-141(4)-198(196+)-86(4)-84(92)
ブラッドムーン/ハイパーボイス/だいちのちから/しんくうは
対面選出の軸。
しざよさんの下記動画を参考にした調整です。
【新環境必見】ついにランクマで解禁された赫月ガチグマの強い動きと対策を解説！【ポケモンSV】【レンタル】【DLC 碧の仮面】 - YouTube
暁ガチグマ対面で素早さ負けしないように、youtubeでガチグマの調整を色々見た結果一番Sラインが早い調整を真似させていただきました。CS命の珠のような型以外には素早さ負けしなかったと思う。
ノーマルテラスだとハバタクカミに強く出れたりはするが、ウーラオス対面で回答がなくなってしまうので毒テラスで採用した。ハバタクカミ対面でも毒テラスを切って確定数をずらすことで突破できることも多かったので、毒テラスが活きた場面は多かった。刺さっている構築には初手に投げることが多いのでテラスで対応範囲を広げられるのも◎
選出パターン
・基本パターン、Big6系統：
→暁ガチグマ、カミ、悪ウーラ
・ガチグマを止める鋼入り、水オーガポン系統のサイクル：
→暁ガチグマ or 悪ウーラ、カイリュー、カミ
・受け気味のサイクル構築、ヘイラッシャキョジオーン入り：
→カミ、オーガポン、＠１
重いポケモン
・裏から出てくる水ウーラオス
ラスト悪ウーラと水ウーラ対面になるとどうしようもない
・ガチグマ受けのカイリュー
タラプ持ちや最終日にいきなり増えたほのおの渦アンコールは突破が厳しい
カイリューの型を選出画面で教えてください…
・速いめいそう持ちブーストエナジーハバカミ
ガチグマを起点にされる且つこちらのハバカミで上を取れないとプランが崩れる
特にドレインキッスの型はフェアリーテラスであることも多く悪ウーラでも突破できないので厳しい。
最後に
レート2000や3桁前半は入れるようになってきているので、プレイングや強いポケモンを補完良く使うことはできてきているなと感じています。一方で、最終2桁に入れずにいるのは、最終日構築というものをきちんと完成させていないためだなと感じています。S11であれば最終日にいきなり増えたほのおの渦アンコールカイリューに何もできずに負けたりと、2桁以上の方は環境の中心にいるポケモンに対する回答をきちんと見つけているのだなと感心してしまいました。30日までの環境で戦える構築ではなく、最終日に勝ち切る構築を作ってみたいです。
社会人、パパトレーナーと忙しいことを言い訳にしがちですが、できる限り楽しみながら上をめざしていければと思います！
ここまで読んでくださりありがとうございました！
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